1: 右大臣・大ちゃん之弼 ★ 転載あかん 2019/09/10(火) 10:58:54.35 ID:CAP_USER

韓国の国立がんセンターのストが4日目に入った9日、病棟2階の外来注射治療室前にある24の待合用座席は、抗がん剤の注射を受けようとする患者でいっぱいだった。席を取れなかった患者や保護者は、廊下の壁に寄り掛かって順番を待っていた。

 ある保護者は、注射室の前で「注射室にベッドがないわけではないのに、看護師がいないので順番が回ってこない」と、病院関係者の前で泣きそうにしていた。別の保護者は「末期がんの患者は一日一日がつらいのに、ストで抗がん注射を受けられないかもしれないとは、話になるのか」と怒りを爆発させることもあった。

 韓国のがん治療のメッカ、国立がんセンターで展開しているこうした風景は、雇用労働部(雇用部。省に相当、以下同じ)傘下の京畿地方労働委員会が同病院のストに伴う放射線治療室と抗がん注射室の必須維持人員を「0%」と定めた、納得し難い措置が原因だ。雇用部の判断通りであれば、抗がん注射処置の人員は0人でもいいということになる。それでも病院側は8人の人員を動員したが、普段21人いた外来注射治療室の人員の38%という水準にとどまる。このため、患者数は普段の水準(250人)の6割(150人)に減ったにもかかわらず、注射をきちんと受けられなくてじだんだを踏む患者が生じているのだ。

 労組員はこの日も賃金引き上げを要求するストを続け、4日目に入った。病院の推定でおよそ480人、労組の推定でおよそ850人の労組員はこの日、病棟1階のロビーで集会を開きつつストを強行した。労組は、時間外手当や危険手当などを除く今年の賃金を1.8%上げてほしいと主張したが、病院側は、総人件費基準の引き上げ率を1.8%以内に制限する企画財政部の今年の公共機関予算編成指針があるので不可能だと主張した。労組の要求を聞き入れたら国立がんセンターは、企画財政部のガイドラインに違反した分、翌年の人件費が削られる。損害はそっくりそのまま、労組員を含む職員へと跳ね返ってくる。この日、労組は声明書を出し、パク・ヌンホ保健福祉部長官が事態解決に乗り出すべきだと求めた。

 2001年にオープンした国立がんセンターは、昨年になって民主労総(全国民主労働組合総連盟)系列の労組が結成され、今月6日から設立18年で初のストが始まった。

チョン・ソクウ記者

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/09/10/2019091080058.html
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2019/09/10 10:40



引用:http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1568080734/


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